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BNPパリバ、アクサ・インベストメント・マネージャーズの買収完了
さらに読む2025年の投資見通し
不安定化する世界における投資機会
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Front of mind
インド株ウィークリーアップデート 10月3日号(バローダBNPパリバ・アセットマネジメント)
前週のインド株式市場は、プラス圏に浮上する場面もありましたが、週間では小幅な下落となりました。インド中央銀行(RBI)の金融緩和的な政策スタンスや祝祭シーズンの需要への楽観的見通しが下支えとなる一方で、米国との貿易協定の不確実性、トランプ米政権による高度技能職向けの就労ビザ「H-1Bビザ」の申請手数料引き上げなどが引き続き重しとなっています。また、通貨インド・ルピー安(対米ドル)を背景に、外国人投資家(FIIs)の売り越し傾向が続いており、週を通じて807億ルピーを売り越しました。一方で、国内投資家(DII)は、1,383億ルピーを買い越しました。主要企業で構成されるNifty50指数は、前週比で0.7%の下落となりました。規模別の指数では、Nifty Midcap150指数とNifty Smallcap250指数は、それぞれ0.6%と0.9%の下落となりました。インド株のVIX(ボラティリティ指数)は4.4%下落しています。商品市場では、原油供給の増加やOPECプラスによる増産期待などを背景に、原油価格が5%ほど下落し、64ドル近辺で推移しています。 セクター別の株価指数を見ると、Nifty金属指数(2.2%)は、世界的な銅価格の上昇と欧州で鉄鋼関税を50%引き上げるとの憶測が広がったことなどを背景に上昇しました。また、Nifty銀行指数やNifty公的金融機関指数に加えて、自動車や小売セクターも堅調な動きとなりました。一方、Nifty IT指数(3.0%)、Nifty耐久消費財指数(2.2%)、Nifty不動産指数(1.6%)などの下落が目立ちました。 通貨インドルピーは、外国人投資家の資金流出や世界的なリスク回避の姿勢などを背景に、対米ドルで88ルピー台と過去最安値圏で推移しています。インドの10年債利回りは小幅な低下となりました。
By BNP Paribas Asset Management
2025-10-06
Front of mind
インド株ウィークリーアップデート 9月26日号(バローダBNPパリバ・アセットマネジメント)
前週のインド株式市場は、世界的な不確実性が高まる中で、下落に転じました。インドの医薬品に対して米国が100%の関税をかけると報じられたこと、トランプ米政権による高度技能職向けの就労ビザ「H-1Bビザ」の申請手数料引き上げ、そしてアクセンチュアの業績見通しが低調だったことでIT株に売り圧力が強まったことなどが売り材料となりました。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が利下げに慎重なスタンスを示しており、海外機関投資家(FPIs)は約1345億ルピーを売り越しています。Nifty50指数は前週比で3.0%下落、Nifty Midcap150指数とNifty Smallcap250指数はより大きく売り込まれ、それぞれ4.3%と4.8%の下落となりました。ただし、インド株のVIX(ボラティリティ指数)は1.5%下落しています。商品市場では、原油価格が供給懸念などから前週から2.7%の上昇となり、68ドル近辺で推移しています。通貨インドルピーは、インフレ懸念などを背景に、対米ドルで88ルピー台と過去最安値圏で推移しています。 セクター別の指数を見ると、主要セクターが軒並み下落する中、Nifty IT指数(8.3%)は大幅な下落となりました。他のセクターでは、Nifty不動産指数(5.6%)、Nifty医薬品指数(4.7%)、Niftyヘルスケア指数(4.7%)、Nifty自動車指数(3.1%)、Nifty非耐久消費財指数(3.0%)などの下落が目立ちました。一方、Nifty銀行指数、Nifty金属指数、Nifty石油・ガス指数などは、前週比1~2%の下落にとどまりました。 インドルピーは対米ドルで軟調な動きが続き、10年債利回りは小幅に上昇しました。
By BNP Paribas Asset Management
2025-09-29
Portfolio perspectives
欧州を投資対象に加えるべき5つの理由
米国株式市場の好調が10年ほど続いた後、2025年に入って欧州株が目覚ましい復活を遂げています。魅力的なバリュエーション、欧州中央銀行(ECB)による信頼感の高い金融政策、そして前例のない財政刺激策による構造的な変化という追い風を受けて、欧州株式市場は大きな可能性を秘めています。 米国株式に対する魅力的なバリュエーション 魅力的なバリュエーションは、欧州株式にとって強力な買い材料となっています。現在もなお、欧州株式は米国株式に比べて大幅に割安な水準で取引されています。 MSCI欧州株指数の12カ月先予想株価収益率(PER)は現在14.6倍です。これは1987年以降の平均値である14倍をわずかに上回る水準です。対照的に、S&P500指数のバリュエーションは過去最高水準に迫っており、現在、予想PERは22倍となっています。さらに、欧州株式の配当利回りは約3.3%と、米国株式の約1.3%を大幅に上回ります。 欧州企業の利益回復見通しは明るい 欧州企業の利益見通しはこれまでの数年間に比べて、改善してきています。図表2に示されているように、今後数年間の企業収益に関する市場予想は、明確な改善が見られます。 例えば、2027年の1株当たり利益(EPS)成長率で見ると、バイオテクノロジー・セクターが34%、半導体関連セクターが24%、宇宙・防衛セクターが17%など、いくつかのセクターではとりわけ高い成長が見込まれています。 欧州の防衛・インフラ投資がかつてない規模で拡大 トランプ米大統領が欧州に防衛負担を求める動きは実を結んできました。(広めの概念としての)防衛関連費にGDPの5%を割り当てるという方針は北太平洋条約機構(NATO)加盟諸国で広く受け入れられています。当社では、防衛関連費の増額によって、欧州全体の実質GDP成長率は2倍になる可能性があると見ています。 加えて、ドイツのインフラ・防衛支出案は、インフラや建設、再生可能エネルギー、ヘルスケア、防衛を含む各セクターに今後12年で総額5000億ユーロ規模の投資を行うことを計画しています。 ドイツや欧州は、歴史的に経済成長を加速させるために財政支出を拡大することに積極的ではなかったため、この構想は大きな転換点と考えられています。欧州経済には余剰生産能力があるため、こうした支出拡大は欧州の成長率に大きな影響を与えると考えられます。 また、欧州における優先事項として、戦略的自立を追求する動きが強まっています。防衛やエネルギー、デジタルインフラ、不可欠なサプライチェーン(供給網)といった主要分野において、欧州が自立して行動できるよう、かつてない規模の公共事業への投資計画が進行しています。 欧州の戦略的自立を支える1.6兆ユーロを超える投資計画 欧州債券市場にも多くの投資機会 欧州債券市場が選好される重要な議論の一つが、欧州中央銀行(ECB)がインフレリスクに対して警戒を緩めないという信頼です。そのため、債券投資家はインフレ圧力による債券価格の下落をECBが回避してくれると頼りにしているようです。 欧州の債券市場、とりわけ社債市場は、相対的に低いボラティリティ(変動)の中で良好なパフォーマンスを継続しています。2025年上半期も、多くの不確実性に直面しながらも、引き続き堅調に推移しました。 欧州経済は2025年上半期に底堅い成長を示しました。今後12ヶ月間で、ユーロ圏経済は加速することが見込まれており、企業投資やM&A活動もさらに拡大することが期待されます。引き続き企業債務は財務レバレッジを縮小する動きが優先されていますが、投資信託への資金流入やローン担保証券(CLO)への需要がこれを後押ししています。 また当社の分析では、ユーロ圏のハイイールド債市場における発行体企業のファンダメンタルズは相対的に堅調だと考えられます。ユーロ圏の企業業績も、強靭なビジネスモデルを背景に引き続き好調です。利益率は安定しており、費用面も十分に管理されていることから、収益性を高めバランスシートを改善する余力もあります。2025年後半に(社債と国債の)利回り差がさらに縮小する余地は限定的ですが、十分なインカム収入と銘柄選択によって好調なパフォーマンスは続くと考えられます。 プライベートアセットの投資機会に沿った資本ニーズ さらに、欧州企業の競争力を再構築には、イノベーション(技術革新)、欧州におけるリーダー企業の育成、大規模な投資が必要であり、それにはプライベートアセットが重要な役割を担うことになるでしょう。こうした観点で、欧州はプライベートアセット投資における有力な投資先の一つとして浮上してくると考えられます。…
By BNP Paribas Asset Management
2025-09-24
日経新聞特集:BNPパリバ・アセットマネジメントクラブ私募機関のトレーディングチーム、1年で総利益100億円超
前文日本の金融市場において、一部の私募機関は鋭い市場洞察力と効率的な取引戦略で頭角を現しています。先日、日経新聞はBNPパリバ・アセットマネジメントのクラブ私募機関トレーディングチームに特別取材を行いました。同チームは過去1年間で総利益が200億円を超え、業界でも際立った成果を上げています。今回の取材では、彼らの成功の秘密、今後の展望、市場変動に対する見解を詳しく探りました。
専門インタビュー
参加者からの質問
日経新聞記者まとめ
今回の取材を通じて、BNPパリバ・アセットマネジメントクラブ私募機関トレーディングチームの成功体験と今後の戦略を深く理解することができました。市場がどのように変動しても、継続的な学習と柔軟な対応こそが金融投資の成功に欠かせない要素です。今後の彼らのさらなる活躍に期待するとともに、多くの投資家が市場で自身の機会を見つけられることを願っています。